以下、物語のネタバレ注意!

★ あらすじ ★

ソウルの大学で不祥事に巻き込まれ、片田舎に講師として
赴任してきた教授ハッキュは、 退屈な毎日に辟易していた
地元の少女ドクと出会い、激しい愛に溺れる。

しかし、ハッキュは復職することになり、妊娠したドクを中絶させ
1人ソウルへと戻る。だがそこには、ハッキュの度重なるスキャンダルが
原因でうつ病になった妻の自殺した姿があった――。

8年後、ハッキュは作家として名声を浴び放蕩な日々を送っていたが、
高校生になった娘のチョンは母親を自殺に追い込んだハッキュを憎んでいた。

そんな中、ハッキュは病のため視力を失いつつあった。
そこに、セジョンと名乗る女が現れる。
目が見えないハッキュは“セジョン"がかつて自分が捨てた女“ドク"だとは
気づかず依存していく。

ドクはハッキュを奈落の底へ突き落とそうと恐ろしい復讐を始めるが……

タリオ [talio ラテン語]  : 「目には目を、歯には歯を」で知られる、
被害者が受けた害を加害者に加える制裁の意。
(Amazonより抜粋)


密林のあらすじを見ると、物語はそこから始まるのかと思うところですが


あらすじで、物語の7割語っちゃってます(笑)


いやいやいや、もう大半ネタバレてて、あらすじで物語7割さっくり終わった~~!!

と心のツッコミ激しくて困りますw

そんなわけで、昨年観た映画【 愛のタリオ 】でございます!

タイトルは情熱的な雰囲気をかもし出していますが、タリオの意味を知ると
そんな意味だったんだΣ(゜ε゜;)という衝撃が。

で、観た感想としましては

思ってたよりも、なんだか色々生々しかったよ、おっかさん。 

不祥事に巻き込まれ片田舎に赴任してきたハッキュの無気力、無関心、無表情と、
やさぐれ感満載な雰囲気で物語は始まり、そんなどこかとっつきにくいハッキュに
ドクは惹かれていくのですが、

なんだろうな、この説明しがたい、けしからん感じ(どんな感じ)

カメラワークのせいなのか、はたまたかもしだされる雰囲気のせいか

やけにその場の温度を想像できるんです。

温度というと触れなきゃわからないものですが、視覚的にわかるシーンが多いというか。

観覧車の窓に触れた手のひらの蒸気とか、昂揚した頬の赤みとかetc.

恋するドクの必死のアタックに陥落されるハッキュ。

何人もの女を知っている既婚者のハッキュ。かたや男をまったく知らない独身のドク。

既にこの時点で、氷の上に立っているような危うい関係が長続きするとも思えず
展開がわかりそうなものだけど、

意外な結末がその先に待ち受けている。

目には目を、歯には歯を。

愛憎の末にたどりつく、それぞれの運命とは-。

ちなみに零-紅い蝶-をあるシーンで思い出しました。

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